由比ヶ浜から光則寺へ (鎌倉凧、ハマダイコン、フジの花、のちBlue Bell)
Yuigahama
抜けるような青空の休日、ふと気になって由比ヶ浜へ。
お目当ては砂浜に咲くハマダイコン。
なんとなく海の方がにぎやかです。
よく見ると、大空に凧と鯉のぼりがあがっています。
凧を使って鯉のぼりを泳がせるなんて!
調べてみると、凧をあげていたのは"鎌倉凧の会"。
毎年お正月ではなく、風のいい5月に凧揚げをするのだとか。
5/5は凧揚げ大会、その他、凧作り教室なども開催なさるそうです。
鎌倉凧、地元に生まれ育ちながら、その存在を初めて知りました。
天高く揚がる凧と鯉のぼり、清々しくてなんて気持ちのいいこと。
その足元で、海風に吹かれながら咲くハマダイコン。
由比ヶ浜海岸の貴重な自然。
Kosokuji
ハマダイコンが咲く海岸は、由比ヶ浜の中でも長谷寄りにあたる西側。
そのまま光則寺へ。
山門手前の藤棚で、先週咲きはじめたフジの花、見事に満開。
白いフジは咲きはじめ。見頃は、連休の終わる頃?
藤棚だけではありません。
境内の大きな樹にも、紫のオーナメント。
気のせいか、紫の色が少し濃いようです。
山に咲くフジを思い出しながら、風に揺れる紫の花を見上げます。
以前載せたニョイスミレは花びらが欠けていましたが、元気な姿発見。
還り支度をはじめた、オキナグサ。翁と呼ばれる所以の姿。
カエデのプロペラの紅、タツナミソウの白。
サクラやカイドウが終わり、境内の足元が賑わいはじめるタイミング。
Garage Blue Bell
「Blue Bell の花が咲いた」という風の便りをうけて、 Blue Bell に寄り道。
今日はなぜか、青紫の花と縁のある日。
店先で待つ人々、人が戻ってきた街の風景にホッと一息。
スコーンをリピートするか、アップルパイにチャレンジするか
さんざん迷って、アップルパイを選択。
口に入れると、ふわっとシナモンの香り。
庭に遊びにきたムクドリ、花の好きな犬を眺めながら
湯気の立ちのぼる紅茶を少しずつすする。
cafeに入るならやっぱりこの時間、そう思いながら迎える鎌倉の夕暮れ。
Data
ハマダイコン/浜大根 (アブラナ科)
ノダフジ/野田藤 (マメ科)
ニョイスミレ/如意菫 (スミレ科)
オキナグサ/翁草 (キンポウゲ科)
イロガモミジ/イロハ紅葉 (カエデ科)
タツナミソウ/立浪草 (シソ科)
イングリッシュブルーベル (ヒヤシンス科)
ムクドリ/椋鳥 (スズメ目ムクドリ科)
光則寺
0467-22-2077
鎌倉市長谷3-9-7
Garage Blue Bell
0467-22-4836
鎌倉市小町2-4-14