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長塀山から蝶ヶ岳 赤い実

蝶ヶ岳


花期の終わった樹林帯の道を登りながら、赤い実たちと挨拶を交わします。陽に透ける小さな赤い実、なんて綺麗。


Maianthemum dilatatum
マイヅルソウ/舞鶴草 (ユリ科)


Chamaepericlymenum canadense
ゴゼンタチバナ/御前橘 (ミズキ科)


Smilacina japonicaTripterospermum japonicumRubus subcrataegifolius
Viburnum furcatumMalus sieboldii


花の名残を辿りながら歩く道。赤い実に教わった山の愉しみ。


HodakaHodaka


幻想的なブロッケン現象に魅了され、満足して小屋の中へ。何となく諦めきれず、もう一度小屋から走り出て見上げた空。
山では夕景を諦めてはいけない。ほんの一瞬でも雲が晴れることもあるのだから。山頂で教わった山の愉しみ。


Data

長塀山
マイヅルソウ/舞鶴草 (ユリ科)
ゴゼンタチバナ/御前橘 (ミズキ科)
ユキザサ/雪笹 (ユリ科)
ツルリンドウ/蔓竜胆 (リンドウ科)
ミヤマニガイチゴ/深山苦苺 (バラ科)

梓川の辺
ムシカリ (スイカズラ科) 別名: オオカメノキ/大亀の木
コナシ/小梨 (バラ科) 別名: ズミ/酢実   *コナシだけは少々自信がありません。もし違っているようでしたらご指摘ください。

穂高連峰 夕景 蝶ヶ岳山頂より
蝶ヶ岳山頂の様子は、こちら



by kamakura_mariko | 2011-09-24 23:30 | 山歩

蝶ヶ岳 ホテル徳澤園で朝食を

Flickr 蝶ヶ岳


9/23、台風一過、上高地から蝶ヶ岳へ。4:30am過ぎに沢渡に着き、バス乗り換え。この時点でダウンを着ないと寒くていられない。
9月とはいえ、下旬の山は10月を思わせる寒さ。歩きはじめたら脱げるように、Tシャツ、フリース、ダウン、ゴアテックスと衣を重ねます。
6:00am上高地着。明神に向かう道は、木漏れ日のなか、朝陽に向かって歩く道。


d0225257_1741651.jpg


朝の光あふれる徳澤園。平坦な道はここでおしまい。これから樹林帯を登り、長塀山をぬけて蝶ヶ岳で一泊。
ホテル徳澤園のレストラン、みちくさ食堂。上高地を6:00に出発し、徳澤園着7:30。この時間で普通に営業しているところが嬉しい。
温かい珈琲とトーストをかじり(気に入りました♪)、いよいよ山頂へ。


d0225257_1711713.jpg


長塀山の上りは想像以上に単調で、気分転換のない樹林帯の道が、蝶ヶ岳の山頂手前まで続きます。
蝶ヶ岳を再訪するなら燕岳や常念から登り、尾根道を十分に楽しんで、下りに長塀を選ぶだろうと思いながら一歩一歩。
とはいえ長塀をぬけて上がった尾根の美しさは、きつかった上りの記憶を忘れさせてくれます。記憶の消去にだまされて、また歩きたいと心新た。
山頂に立ち、ふと安曇野が気になって振り返ると、八ヶ岳から風に押されてきた霧に大きなブロッケン現象が映し出されました。
「わぁ!」山頂に響く歓声。紗幕のような霧の効果で、ブロッケンの虹が景色と重なるように浮かびます。こんな光景は、はじめて。
一度は諦めた夕景、いい予感がして再び西を仰ぐと先程までの雲が晴れて、夕暮れに染まる雲をまとった穂高が姿を現していました。


ChoyariBrocken spectre


翌朝、快晴。星の美しさもさることながら、360度の景色が素晴らしい蝶ヶ岳山頂。
5:00am前、安曇野の彼方が赤く染まり、目の前にそびえる穂高連邦や槍ヶ岳に紅が灯る。
5:30am頃、八ヶ岳の横から顔を出した太陽は雲海を照らし、富士山や南アルプス、中央アルプス、北の尾根の向こうまで照らしていきます。


El AmanecerEl AmanecerEl AmanecerEl AmanecerEl AmanecerEl Amanecer


大きな霜柱が何本もたつ山頂では、太陽のあたたかさが細胞に染みわたります。
蝶ヶ岳から蝶槍に向かう尾根道は、雄大な日本アルプスを前に、南アルプス、富士山、中央アルプスなどを一望できる絶好のビューポイント。
下りたくない、と思う気持ちをポケットにしまって、尾根を後に。下山する頃には、体はポカポカ。
最後の儀式、徳澤園のソフトクリームでクールダウン。体のほてりはとれても、山頂での興奮は冷めやらぬまま、上高地を後にしました。


ChoyariKappabashi


楽しかった一日…♪


Data
コース  上高地→明神→徳澤園→長塀山→蝶ヶ岳 (山頂ヒュッテ泊) 蝶ヶ岳→蝶槍→横尾→徳澤園→明神→上高地
蝶ヶ岳ヒュッテ  090-1056-3455 山小屋につき予約不要  *山頂はDocomoの携帯つながります (ヒュッテ内は電波届かず)
ホテル徳澤園  0263-95-2508 朝の珈琲とブルーベリージャムトーストが美味、ソフトクリームも♪  *徳澤園は圏外です (みちくさ食堂に公衆電話あり)
マユミ/檀 (ニシキギ科)



by kamakura_mariko | 2011-09-23 23:00 | 山歩

河口湖 富士山 (草木庵へ寄り道、おいしいお蕎麦)

FujiFujiFuji


明け方の4:00~5:30まで、ずっと湖畔に。登山者の灯りが揺れる山肌、次第に染まっていく空。静かで濁りのない時間。
この日の赤富士は淡かったけれど、しなやかで初々しい色彩でした。


d0225257_1227687.jpg


"御殿場のお蕎麦やさん、お味、雰囲気共に素晴らしかったです。ご参考までに。草季庵。"
信頼できる人から届いたダイレクトメッセージ。予定は未定の旅、帰りは御殿場に寄り道決定。
静かな佇まい、衣パリサクの天麩羅、ひんやり締まったお蕎麦。大満足♪
再訪を誓うお蕎麦屋さんリストに、また一つ名店が登録されました。Hさんに感謝☆


Data
富士山   河口湖大橋を渡った左手、ボートハウス手前付近の湖畔にて
草木庵 HP   0550-88-0808 静岡県御殿場市杉名沢306-1

リピ決定♪ 私の好きなお蕎麦屋さんリスト
*江戸蕎麦ほそ川(両国) せいろがこんなに美味しかったなんて。天麩羅や肴も絶品。
*かね井(京都) 私にとって蕎麦掻きNo.1、出汁巻きNo.1は、西のかね井、東のほそ川。
*おがわ(京都) 季節の変わり蕎麦、蕎麦ぜんざい、病みつきになります。
*丸富(駒ヶ根) 蕎麦や料理のおいしさはもちろん、デザートのかいもちは外せない。
*山帰来(明日香) 海老おろし蕎麦、このお店に来たら絶対コレ。
*さわらび(半蔵門) 五色納豆蕎麦がお気に入り。鴨は炭火、と手抜きなし。
*吉田家(立会川) ほそ川同様、接待に使える味と店構え。冬のあんこう鍋もたまらない。 
*草木庵(御殿場) お蕎麦の食感と甘すぎないタレが好みでした。次回はデザートも♪



by kamakura_mariko | 2011-08-06 23:00 | 旅風景

河口湖 花火 (朝のパンは La Boulangerie で)

8/5は、河口湖の花火大会。
9人で借りたヴィラから湖畔までは、徒歩5分。トウモロコシ畑と水田の間の一本道。
喧騒から離れてみる花火は御伽噺の風景のようで、夢のように綺麗でした。

*ピンボケご容赦


Hanabi


帰ってきたら、おさらいしないとね。
メイたち主催による、ヴィラのテラスの花火大会。


HanabiHanabiHanabi


朝ごはんのパンは、河口湖のパン屋さんで買ったバケットやバタール♪ 個人的には、お昼に焼きあがるオリーブのパンがお気に入り。
おいしいハムとサラダ、それにチビ弟子たちがお手伝いするパパシェフ殿のオムレツで、ヴィラの朝ごはん、完璧です。^^


La BoulangerieLa BoulangerieLa BoulangerieLa Boulangerie


Data

ラ・ブーランジュリー
0555-72-3336
山梨県南都留郡富士河口湖町船津5521-2
*
隣接したキャフェ・ドゥ・ブローニュは、パテがおいしいお店

貸別荘
レイクヴィラ河口湖
0555-76-8550
山梨県南都留郡富士河口湖町河口1799



by kamakura_mariko | 2011-08-05 23:00 | 旅風景

三つ峠 レンゲショウマに逢いに (夏の花)

三つ峠に咲くレンゲショウマが満開を迎えるのはお盆の頃だから、一週間はやいのだけど
どうしても逢いたくて。今年は例年より、さらにゆっくりのようです。


Anemonopsis macrophyllaAnemonopsis macrophyllaAnemonopsis macrophyllaAnemonopsis macrophylla


アジサイは6月の花、それは街のお話。
山ではこの時期、ヤマアジサイが花盛り。すぐ隣りに、タマアジサイも。


Hydrangea serrataHydrangea involucrataHydrangea serrata


クガイソウとモンシロチョウ。クガイソウの近くには、仲良しのオカトラノオ。ヨツバヒヨドリはほころび始め。
キイチゴは食べごろ手前。夏の山には黄色い花がたくさん咲いています。この花は、ミツモトソウ。
たくさん咲いていた、カイフウロ。同じ色のヤマホタルブクロ。


Veronicastrum sibiricum subsp. japonicumLysimachia clethroidesEupatorium chinense subsp. sachalinenseBramblePotentilla cryptotaeniaeGeranium shikokianum var. kaimontanumGeranium shikokianum var. kaimontanumCampanula punctata

三つ峠(1500m地点)でウスユキソウに逢えるなんて。
いのちがこぼれ溢れる蕾、シシウドの芸術。


Leontopodium japonicumAngelica pubescens


霧の森に浮かび上がるヤマオダマキ。雫したたるオオバギボウシ。
まるで、René Laliqueの世界。


Aquilegia buergerianaAquilegia buergerianaHosta montanaCynanchum caudatum


花の山に後ろ髪をひかれながら下山。
河口湖で家族と合流し、2泊3日の夏休み。
ウグイスが応えあう尾根は雲に感謝したくなるほど
静かで、しっとりと美しい朝でした。


Cettia diphone


Data

レンゲショウマ/蓮華升麻 (キンポウゲ科)
ヤマアジサイ/山紫陽花 (ユキノシタ科)
タマアジサイ/玉紫陽花 (ユキノシタ科)

クガイソウ/九蓋草,九階草 (ゴマノハグサ科)
オカトラノオ/丘虎尾 (サクラソウ科)
ヨツバヒヨドリ/四葉鵯 (キク科)
キイチゴ/木苺 (バラ科)
ミツモトソウ/水源草 (バラ科)

カイフウロ/甲斐風露 (フウロソウ科)
ヤマホタルブクロ/山蛍袋 (キキョウ科)

ウスユキソウ/薄雪草 (キク科)
シシウド/猪独活 (セリ科)

ヤマオダマキ/山苧環 (キンポウゲ科)
オオバギボウシ/大葉擬宝珠 (ユリ科)
イケマ/牛皮消 (カガイモ科)

ウグイス/鶯, 鴬 (スズメ目ウグイス科)


*木漏れ日と霧のお散歩コース  三つ峠登山口→開運山→御巣鷹山→三つ峠登山口
*四季楽園 素泊まり5,000円
*富士急バス 河口湖←→天下茶屋 710円 平日1便・河口湖9:40発  土日3便・河口湖9:00/9:40/10:35発



by kamakura_mariko | 2011-08-04 23:30 | 山歩

五島列島 ―1 福江島―

2泊3日で五島列島へ。
一度訪ねてみたかった、という両親と一緒ののんびり旅。
飛行機で羽田から長崎へ、空港からはバスで長崎港、島にはジェットフォイルで約2時間。
必然的に羽田からは早朝の便で向かうことになります。
前泊した羽田エクセル東急の客室から、空港の朝景。


Haneda Tokyu Hotel


初日は福江島へ。
奈良尾港からレンタカー(電気自動車)で島巡り。


MizunouraMizunoura churchMizunoura churchMizunoura churchMizunoura church


隠れキリシタンの砦だった島、
キリスト教の教会がそここに点在し
いつでも祈ることのできるよう24時間扉が開かれています。
教会は24時間ひらかれていますが、レストランやコンビニはありません。(^^;)
地元のスーパーでお弁当を買って、高浜を眺めながらランチ。
このビーチ、秘密の入り江のようでとても素敵でした。


TakahamaTakahama


七ツ岳の麓では、思いがけず小さな冒険。
壇ノ浦の合戦に敗れた平家七名の郎党が七嶽山麓で自決、
その御霊を氏神として祀った七嶽神社。
神社のある玉之浦町は、玉之浦椿の産地でもあります。
麓の荒川は、島の中でも仏教信仰が残る古い街。
世界遺産級の教会で知られる島の、異なる側面。


NanatsudakeNanatsudakeNanatake-jinjaNanatake-jinjaArakawa


夕食は、ホテル近くのやぐら寿司へ。
ノウソ(鱶の湯びき)で乾杯!
ヒラマサ、シビマグロ、鯛、鯵、ミズイカ、鯖…すべて地元で獲れるもの。
五島牛の刺身、黒鯛(メジナ)自家製干物。
地のモノづくし、一人3千円も食べればお腹がいっぱい。


YagurasushiYagurasushiYagurasushiYagurasushi


島をクルリと一巡りすると、ほぼ一日かかります。
福江城と歴史資料館に立ち寄れなかったのが心残りですが
欲張らず、ゆっくりまわることができてよかった。

風のように過ぎていった
畑仕事に励む島の方の姿、
実り穂を垂れる麦畑、
足湯で談笑する島の方たちの笑顔は、じんわりと心に焼きつく風景でした。


Data
カンパーナホテル
0959-72-8111
長崎県五島市東浜町1-1-1



by kamakura_mariko | 2011-05-14 23:30 | 旅風景

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山本麻理子

生まれ育った鎌倉の風景

京都の格式にかなわず、
奈良の歴史に及ばない。
けれど
和洋折衷神さま仏さま、
様々なものを取り入れる好奇心と遊び心。生垣から緑あふれ、花がこぼれ咲く風景。"余地"があると思わせてくれる場所。ちょっと自由な空気。それが私の好きな鎌倉です。

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