覚園寺 Spring ephemeral
まだ、早春の花々(Spring ephemeral)に逢えるかもしれない、そう思って覚園寺へ。
大塔ノ宮(鎌倉宮)の横、覚園寺への一本道は、風情ある佇まいの続く道。
最初に出迎えてくれたのは、シデコブシの花。
カエデの若葉、この時期に必ずつける赤いリボン。
この通りにあるイタリアンレストラン(LA PORTA)については、また別の機会に♪
おいしそうな誘惑をくぐり抜け、モクレンの花を通り過ぎると、覚園寺へ到着。
やっぱり咲いていました(^^) ニリンソウ。
庭の奥では思いがけず、ショウジョウバカマも。
ミスミソウは一足先に還っていました。来年はもう少しはやくこよう。
愛染堂のすぐ横で、ミツマタがお祭りの雪洞のように輝きます。
愛染堂の奥には、鎌倉最古といわれる茅葺屋根の薬師堂、木造の仏像の数々。
1時間に1回、拝観ツアーがあり、鎌倉の中世を味わうことができます。
が、震災の関係で、現在は洞窟には入らず、30分ツアーを行っているそうです。
(30分で時間半分につき、拝観料も半分なのだとか)
山門の外に出ると、お向かいさんのハクモクレン、今年も満開。
白い花に陽がさして、灯をともしたロウソクのよう。
カエデが美しく、山野草が咲く覚園寺。
小さなせせらぎの続く道は、垣根越しの花木が美しい。
ラ・ポルタに立ち寄れば、おいしい食事でみたされる。
早春に歩くこの道には、楽しい記憶がいっぱい。
新緑の色が鮮やかになったら、また行こうと思います。
今度は必ず… ラ・ポルタでランチ♪
シデコブシ/幣辛夷・四手拳 (モクレン科)
ニリンソウ/二輪草 (キンポウゲ科)
ショウジョウバカマ/猩々袴 (ユリ科)
ハクモクレン/白木蓮 (モクレン科)
覚園寺
0467-22-1195
鎌倉市二階堂421
*拝観ツアーは有料、念のため事前にお問い合わせください